
結婚相談所に登録したら「プロフィール用の写真を撮ってきて下さい」って言われたのよね。



婚活を始めるには写真は必須ですからね!



でもさ、料金の相場も分からないし、そもそもどこにお願いすればいいの?アプリでもその写真を使ってOK?とか・・・色々悩むのよ。



初めての事だと不安ですよね。じゃあ今回は婚活用の写真について知っておくべき事をお伝えしますね。
この記事では、婚活を始る方へ下記の内容を分かりやすく解説していきます。
- なぜ婚活に写真が大きく影響するのか
- 自撮りは絶対にダメな理由
- 婚活用の写真撮影を依頼できるサービスの種類
- 撮影の料金相場
- 婚活で勝てる写真(相談所とアプリでのアプローチの違い)
- 撮影依頼にあたっての注意点
この記事を読めば、アナタも婚活写真検定1級です(いらない)。


✔️この記事を書いている人


✔️登場人物





ではいきましょう!
成婚する人は知っている 〜 婚活の勝敗が写真で決まる本当の理由。
この記事でまずお伝えしたいのは、婚活における写真の重要性。



まぁ…そりゃ婚活なんだから写真が大事なのは当たり前じゃない?



はい。でも、「なんとなく理解している」ではダメです。成婚する人はここをきちんと分かっています。
とりあえずスマホにあった写真。結婚相談所に言われるがままスタジオで撮った写真。8割の人がそんな写真で婚活してる。
これなんです。婚活の勝敗を決めるのは。周りに差をつけ成婚に近づくためにも是非最後まで読んでください。
数字で見えてくる「とりあえず撮った写真」の怖さ



結婚相談所でお見合いが成立する確率ってどれくらいか知っていますか?



ん〜、、、10人申し込めば半分くらいは成立しそう?
答えは約7%です。



え。7%?
厳しすぎるでしょ、現実。。。
IBJ(日本結婚相談所連盟)が公表した「成婚白書 2021年度版」では、次のようなデータが出ています。
✔️成婚した男性のお見合い成立率
全国:平均39.6歳で7.7%
関東:平均39.9歳で7.0%
✔️成婚した女性のお見合い成立率
全国:平均35.9歳で7.5%
関東:平均35.9歳で7.0%
つまり、ざっくり言うと、、、
約15人に申し込んでやっと1件のお見合いが成立。それが婚活。
もうちょっと正確に言います。お見合いは、自分から申し込むだけではなく、「相手から申し込んでくるパターン」もあります。「申受け」って呼ばれるものですね。なので、15人というのは自分からの申込と、申受けした人数の合計になります。
いかに申込を受けて貰えるか。いかに、申し込んできて貰えるか。それが重要。
はい。とてつもなく当たり前な事ですが、ここを明確に理解している人は意外と少ない。結婚するには相手とまず会わないと始まらない。つまり、お見合いが成立しないといけない。じゃあ、お見合いが成立するには?
1. アナタからの申込を相手が受けてくれる
2. アナタのプロフィールが相手の目に留まり、相手から申し込んできてくれる
この2つの数字が多いほど成婚に近づきます。
その数字の分母は何か?


お見合い成立率はだいたい7%であるといいました。ただ、これはあくまで「成婚者」の数字です。IBJを利用して成婚した人は、(結果論として)15人に1人くらいとはお見合いが組めていたという統計です。



成婚できていない人(できなかった人)は分母に含まれていません。
この数字から言えることは、、、
15人に申込みをしても1件もお見合いが成立しないなら「何かがおかしい」と考えるべき。
統計は統計でしかありません。ですが、アナタの婚活が統計を下回っているのなら、何かが上手くいっていない可能性が高い。「成婚できるレベル」での婚活が進んでいないのですから。
原因は色々考えられます。もしかしたら相手を選び過ぎとか、姿勢が受け身過ぎるのかもしれません。ですが、それよりも真っ先に疑うべき事があります。
それが写真です。
写真は一番最初に相手の目に止まります。写真が良ければプロフィールをクリックされますし、写真の時点でダメならそこで終わりです。
自分が思うほどプロフィールは読まれていない
画面の向こうのお相手はどういう行動プロセスでアナタからの申込を受けたり、アナタへの申込をしてくれるのか?
ここが非常に重要です。
自分の行動をよく思い出してみて下さい。
まず、写真を見てアリかナシか判断。まぁアリかなって思ったらプロフィールをちゃんと読む。
こんな感じじゃないですか?とにもかくにも、写真がピンと来なかったら、プロフィールをじっくり読むなんしませんよね。だっていちいち細かく見てられないし。
それ、相手も同じことをしています。


写真が適当。なら、アナタのプロフィール文は読まれない。それが現実。
写真で失敗すると、もうそこでアウト。プロフィールを読んでもらう事すらありません。にも関わらず、不思議なことに「自分のプロフィールだけは皆にしっかり読まれている」と思い込んでる人が多い。
重要な事なので繰り返します。
自分が思うほど自分のプロフィールは読まれていません。
婚活を始めると、最初は色々忙しいです。アドバイザーさんと面談したり、独身証明書やら卒業照明やら準備したり、もうバタバタです。そんな中で写真も撮らないといけない。
なんかよく分かんないけど、とりあえず紹介されたスタジオで撮らされた写真を使ってる。自分的には気に入ってないけど、婚活写真ってこんなもんかなって・・・。
こういう人が量産されます。冷静に考えればおかしい話ですが、忙し過ぎて「まぁ、みんなこういう写真で婚活してるし、大丈夫だよね」という思考停止になってしまう。
「皆と同じだから安心」で大丈夫?
既に婚活を始めている方は分かると思いますが、面白いくらい同じような写真が並びますよね。5秒後には誰を見たのか忘れるくらい。
「皆がそうだから」「婚活の写真ってこういうもの」と思ってる人が多いですし、相談所でもそう仰るアドバイザーさんも多いです。でも、これって本当に正解なんでしょうか?検索画面で自分を見つけて貰わないといけないのに、自分から埋もれにいくという非常に矛盾した行動に思えてなりません。
同じ背景。同じポーズ。同じ構図。皆が同じテンプレの写真で婚活するのなら、若くてルックスがいい人だけが圧倒的に有利になります。アナタがそうなら問題ないのですが、状況が芳しくなければ写真をまず疑いましょう。
繰り返します。15人に申し込んで1件も成立しないなら、何かを変えよう。まず疑うべきは写真。



・・・たかが写真。されど写真ってことね。



せっかくの出会いを取りこぼさないためにも写真はこだわりましょう!
婚活ではまず50%が写真で足切りされる。まずは第一関門を突破しよう。



受験のセンター試験みたいね。



マリミさん、今は共通テストって言うんですよ。



なんか時代の流れを感じるからやめて。
スマホで撮った写真でも大丈夫?
写真をプロにお願いするかスマホで撮った写真を使うかで悩む人もいますが、どちらもあった方がいいです。プロが撮影する写真とスマホの写真は役割が異なるからです。一眼カメラで撮ったからイイ、スマホだからダメという単純な話ではありません。
ただ、自撮りはオススメしません。スマホの写真で使えるのは他撮りです。その理由を説明します。
自撮りは何故オススメできないのか


プロに撮ってもらう方がいいんだろうけど、時間も無いし、とりあえず自撮り写真を登録おけばいいかな・・・?
こんな迷いを持つ方も多いです。「とりあえず婚活をスタートさせる」には自撮りが簡単ですしね。
ですが、結論からいうと自撮りはオススメしません。
まず、結婚相談所の場合、自撮り写真をメイン写真として使うことをNGといているところが多いです(自分で登録するカジュアル写真はOK)。アプリでは自分の判断なので、もちろん登録できますがそれでもオススメしないです。
✔️自撮りが婚活にオススメできない理由
- “きちんと感”がなく安っぽく見える
- 顔が歪む
- 加工しすぎる
- よく見せようとする意図が透けて見える
- 表情が怖くなる
カジュアルなマッチングアプリと違って、婚活では「きちんと感」が求められます。本当は誠実な人でも、写真が自撮りなだけで「真剣じゃない」という印象を与えます。先ほどお伝えしたように、婚活ではまず写真で足切りされます。逆をいうと、自撮りから他撮りに写真を変えるだけで反応がかなり良くなります。



自撮り写真って、何となくナルシストっぽいイメージを与えてしまいがちなんです。



確かに、、、SNSとかなら気にならなくても、婚活で自撮りだと「あ、自撮りなんだ、、」って思う時もあるな。
理由は、自撮りはどうしても「キメ顔」になりやすいから。自分はそんなつもり無いのに、他人からすると「なんでキメ顔・・・?」と思われることも。



分かる。。。



別に本人がナルシストってわけじゃないのに、そう見えちゃう事って多いんですよね。自撮りは簡単なようで難しいんです。
ただでさえイイ角度を探すのに必死なのに、さらに表情を「キメ過ぎず・抜き過ぎず」って実は高いスキルが必要です。特に、年齢が上がるにつれて「必死な自撮り」が目立ちます。
自撮りは難しい上に「痛い人」判定のリスクだらけ。婚活は他撮りでいこう。
下記の記事では婚活アプリでよくあるダメな写真の例を説明していますので、併せてご覧ください。


スマホの他撮り写真は積極的に使っていこう


同じくスマホで撮った写真でも、他撮り写真は使えます。
というか、積極的に使っていく事をオススメします。
- 友達とご飯に行った時の写真
- 旅行に行った時の写真
- 趣味に打ち込んでいる写真
こういった写真は、その人の自然体な雰囲気が伝わりやすいです。会ったらどんな感じの人かを想像しやすいんですね。
一方で、スタジオで撮るお見合い写真は綺麗に撮れる反面、人柄が伝わりにくい特徴があります。なので、綺麗には見えるのですが会った時のイメージが湧きにくい。
1〜2枚目はプロが撮影した写真を。3枚目以降はスマホで撮った普段の写真を使う。この組み合わせが最強。



プロが撮影した写真とスマホ写真の特性を理解して上手く使い分けしましょう。
異性からの反応が上がるメイン写真を撮ろう。料金相場は?どこに依頼すればいい?





ここからはプロにお願いする場合の方法や料金について説明しますね。
撮影を依頼できるのは大きくわけてスタジオと出張カメラマンの2種類です。婚活スタイルによっても使うべきサービスが変わってきますので、ご自身のスタイルに併せて選んでください。
①写真スタジオで撮ってもらう場合


昔でいう「写真館」みたいな場所ですね。
東京都内で女性向けプランの場合は、以下のようなものが主流です。
東京・大阪チェーン展開のスタジオの場合
✔️基本料金
撮影料:1ポーズ 16,400円 2ポーズ19,900円
レタッチ:料金に込み
メイク:料金に込み
背景色:白か青のみ
貰えるカット数:40〜60枚
✔️オプション
背景色変更:2,200円
衣装変更:2,200円
照明変更:3,300円
都内の有名スタジオ(銀座SILKIA)の場合
✔️基本料金
撮影料:2ポーズ 19,800円
メイク:料金に込み
背景色:6色から選択 or 背景セットで撮影
貰えるカット数:10〜20枚
✔️オプション
レタッチ:2,200円
背景色変更:1,100円
衣装変更:2,200円



料金の項目が色々あるのね。。



確かに、写真スタジオの料金設定ってちょっと分かりにくいので説明しますね。
2ポーズって?オプションは必要?抑えるべきポイント
オプションも多く、料金体系が複雑ですので自分に必要なサービスをしっかり判断するために基本を抑えましょう。
✔️ポーズ
まず1ポーズというのは、バストアップ(上半身)だけ。2ポーズはそれに加えて、全身の写真も撮るという考え方が一般的です。結婚相談所では「全身が写ってるものと、顔がよく分かるものを準備して」とよく言われますので、2ポーズにしておいた方が安心です。
✔️カット数
カット数は納品されるデータ数です。2ポーズで20カットという場合、バストアップで10カット・全身で10カットもらうイメージです。ちょっとした顔の角度や表情の違いであって、写真の構図は一緒です。
※カット数は多ければイイというワケではありません。多いと選ぶのが大変ですし、婚活で実際に使うのは結局1ポーズにつき1カットなので。
✔️オプションの必要性
レタッチ(肌修正)が撮影料に含まれていない場合は、最低限つける事をオススメします。カメラの性能が高い分、肌の細かいところまで写ります。婚活写真のほとんどがレタッチされているものですので、自分だけレタッチ無しの写真が並ぶと不利になります。
✔️衣装変更
途中で着替えることでバリエーションが出せる感じがしますが、正直、同じ日に撮ったのがバレバレなので、写真スタジオで撮る場合には要らないと思います。



撮影料とレタッチ料が最低限の費用になると思っておけば大丈夫です。
②出張カメラマンに撮ってもらう場合


最近は自分で出張カメラマンを探して依頼する方も増えています。副業カメラマンが増えていることや、カメラマンを検索できるサイトが増えているという背景もあります。



自分好みの写真を撮っている人に直接依頼できるのがメリットですね。私自身もフリーでプロフィール撮影を請け負っています。



でもさ、フリーカメラマンってどうやって探せばいいの?知り合いにいればいいけど。



最近はカメラマンのマッチングサイトが増えているので、そこが一番簡単ですよ。



カメラマンのマッチングサイト?
✔️カメラマンのマッチングサイト
カメラマンと写真を撮ってもらいたい人のためのサイトです。サイトに登録しているカメラマンの中から好きなカメラマンを選んで依頼を出すことができます。カメラマン側が依頼を受諾すると撮影となります。
より詳しい情報は下記の記事でも紹介していますので併せてご確認ください。


Photojoy(フォトジョイ)の場合
フォトジョイはマッチングアプリや婚活用のプロフィール写真に特化したサイトです。
✔️基本料金
撮影料:13,200円
撮影時間:〜45分以内
貰えるカット数:〜30枚
✔️オプション
レタッチ:4,400円
撮影前の衣装相談:4,400円



写真スタジオとは料金体系がけっこう違うのね。



そうですね。1ポーズいくら、ではなく撮影時間や納品枚数で料金が決められているケースが多いですね。
Photojoyの場合、レタッチ料金も含めると、17,600円になります。時間内であればポーズや衣装の制限はないのでバリエーションを多く撮れるメリットがあります。
写真スタジオとフリーカメラマンどっちがいい?メリット・デメリットのまとめ



なんとなく分かったけど、結局、スタジオとフリーカメラマンとどっちにお願いすればいいの?



それぞれのメリット・デメリットや、どちらが自分に合ってるかの判断基準を教えますね。
写真スタジオのメリット3つ
写真スタジオにお願いする場合のメリットは3つあります。
- 手配が楽
- 写真のクオリティが安定している
- 天候に関係なく撮影できる
まずスタジオは手配が楽ちんです。
特に女性の場合はヘアメイクも付けたい場合も多いと思いますが、スタジオはヘアメイク付のプランを用意しているところが多いです。場所も決める必要がありません(スタジオが撮影場所なので)。
また、写真のクオリティも一定品質が保たれていますので安心感もあります。ただ、皆同じような写真になるので、裏を返すとデメリットにもなりがちです(この点はのちほど詳しく説明します)。
屋内撮影なので、天気の影響を受けません。せっかく撮影を予約したのに天気のせいでリスケになると時間がもったいないですよね。特に婚活中は忙しいので、日程を確定できるのはメリットと言えます。
写真スタジオのデメリット3つ
- 写真は無難(ぶなん)というか古臭い
- 皆同じ写真になるので差別化できない
- カメラマンを指名できない
写真スタジオで撮って貰える写真は「昔ながらのお見合い写真」なテイストです。ちょっと時代遅れな写真が多いのが現状です。婚活の場合、「落ち着いた上品な印象」を優先しすぎて、実年齢よりも老けて見てしまっている場合もよく見かけます。





こういう写真はよく見ますよね。
そして、問題は皆同じような写真になってしまうこと。
白い壁、白い窓枠、観葉植物、同じ構図、、、。
もうテンプレです。
他の人と同じような写真を撮ることで安心感を持つ人もいますが、メリットになっていません。理由は、検索された時に埋もれるからです。そもそも、婚活写真は相手の目に留まることが使命です。にも関わらず、テンプレお見合い写真を使うのは自ら埋もれにいってるようなものです。



まぁ、確かにテンプレ写真が続いたら正直イケメンに目がいくわ。
答えは、スタジオ側が楽だからです。新人カメラマンだろうと誰でも同じように撮れるように照明の設定も画角もテンプレ化しています。決して「その撮り方が一番素敵に見えるから」ではありませんので、スタジオの売り文句を鵜呑みにせず上手く利用しましょう。
また、スタジオの場合は在籍しているカメラマンが撮影しますが、美容室のように指名はできません。そのため、同じスタジオで依頼しても当たり外れが出てくる場合もあります。
写真スタジオはこんな人におすすめ
下記のような方には写真スタジオがおすすめです。
- 結婚相談所メインで婚活を進める人
- 雰囲気よりも「きちんと感」を重視したい人
- 予約した日に確実に撮影したい人
結婚相談所をメインに活動される場合は、「お堅めな写真」があった方がいいのでオススメです。一方で、婚活アプリ・マッチングアプリには使いにくい写真になるので注意が必要です。婚活アプリは割とカジュアルなので、そこに「ザ・お見合い写真」を載せると「頑張ってる感」がすごく出てしまいます。
出張カメラマンへ依頼するメリット3つ
フリーランスのカメラマンへ依頼する場合のメリットは以下のとおりです。
- 自分の好きなテイストのカメラマンに撮って貰える
- 人と違う写真で差別化できる
- バリエーションが出せる
写真は画質の良し悪しだけで決まるものではないですし、人によって「いい写真」は違います。なので、どうしてもカメラマンとの相性は出てきますから、じっくりカメラマンを選ぶのはとても重要です。
また、写真スタジオのテンプレ写真よりは遥かに自分を差別化しやすいです。婚活はアプリであれ、IBJの検索画面であれ、まず写真が目に止まらないと始まりませんので、脱・テンプレ写真には非常に有効なアプローチです。
フリーカメラマンは時間単位の料金設定が多いため、その時間内であれば場所を変えたり服を変えたりもできますのでバリエーションも出せます。例えば、男性であればスーツで撮った後に私服でも撮る、といった対応が可能です。
出張カメラマンに依頼する場合のデメリット
一方で、以下の様なデメリットもあります。
- 室内撮影は価格が高くなる
- ヘアメイクは別途手配しないといけない
もし撮影用スタジオで撮りたい場合は、別途スタジオ代が発生します。ただ、最近はレンタルスタジオも充実していますので、1万円ほどでレンタル可能ではあります。
また、料金にヘアメイク代は含まれませんので、もし必要な場合は別途手配が必要です。ご自身で美容室や「アトリエはるか」のようなヘアメイク専門サロンを利用するか、撮影場所までヘアメイクさんに来ていただく形になります。



ヘアメイクさんの知り合いが多いカメラマンもいるので相談してみましょう。
出張カメラマンはこんな人におすすめ
以下の様な方は出張カメラマンに依頼することをおすすめします。
- 格式ばったお見合い写真よりも、自分らしい自然な写真が欲しい
- 服を変えるなどバリエーションを出したい
- 他の人と違う写真で差別化したい



自分らしさを出したいなら出張カメラマンにお願いする方がいいです。
「プロが撮影」のフレーズに騙されるな!〜 依頼の前に知っておいて欲しいこと



騙されるなって何だか物騒ね。



マリミさんはプロカメラマンの基準って何だと思います?



んー、、写真の収入だけで生活してるとか?



じゃあ、副業でやってるカメラマンはプロとは言えないですかね?



まぁ、お金をもらってる以上はプロなのかしら。難しいわね。



そう。つまり、基準なんて無いんです。
カメラマンにプロとアマチュアの明確な基準はありません。
プロ認定試験があるワケでもないし、国家資格が必要なワケでもありません。
「お金をもらっている以上、副業であってもプロ」と考える人もいれば、「専業で食えてなきゃプロじゃない」と考える人もいますが、要するに結論がないんです。
スタジオ専属カメラマンは写真が上手いのか?
写真スタジオのウェブサイトを見ると、よくこんなフレーズが並んでいます。
- 大切な婚活写真はプロにお任せ
- プロのレタッチ(美肌修正)
- プロのテクニックで一味違う写真を
どこのスタジオも専属カメラマンが在籍しているケースが多いです。専属プロカメラマンと聞くと、なんだかとても写真が上手いように感じませんか?
ですが、決してそうとも言えないのです。
確かに、お見合い写真ばかりを撮っているスタジオに在籍しているカメラマンは、たくさんお見合い写真を撮っています。ただ、「たくさん撮っている」と「写真が上手い・センスがいい」は全く別問題です。
写真スタジオのカメラマンの腕はピンキリで、本当に上手い写真を撮るカメラマンはお見合い写真専用スタジオなどにはおりません。有名写真スタジオでさえお見合い写真を撮るカメラマンは初心者かそれに近い人達が担当することが殆どなんです。
https://k-kokotokyo.com/2018/05/27/
こちらは著名な婚活カウンセラー・工藤恵子さんのブログから引用させて頂きましたが、この文章に全てが書かれています。残念ながら、広告などを手掛けるような本当に上手いカメラマンはお見合い写真専用スタジオなんかにいないのが現実です。
ちょっと嫌な言い方をしますが、そういうスタジオに在籍しているカメラマンは、本当はお見合い写真撮影が好きなワケでははないけど、食いぶちを確保するためやっている人がほとんどです。なので、カメラマンとしてのレベルが高いのか?と言われると疑問が残ります(もちろん、上手い人もいます)。



写真スタジオのお見合い写真がみんな同じなのって、何でだと思います?



その方が素敵なお見合い写真になるから、じゃないの?



いいえ。残念ながら違います。画角や機材設定を常に同じにすれば、経験の浅いカメラマンでも撮れるので、スタジオ側にとって効率がいいからです。



よく言えばクオリティを一定に保てるってことね。。。
「プロにお任せ」という言葉を真に受けて、安易に依頼するのは失敗するリスクが高いので、きちんと比較検討してから依頼をしましょう。
撮影の依頼で失敗しないためのポイント
写真スタジオやカメラマン選びに失敗しない方法を説明します。
- 必ず作例を見る
- 写真スタジオの場合、可能であれば作例と同じカメラマンに撮ってもらう
- 結婚相談所を使う場合はアドバイザーさんに相談する
まず、何よりも重要なのは「作例」です。作例がないカメラマンは論外ですし、作例が好みでない場合は依頼をするのを止めましょう。うまく言語化できなくても「なんか違うなぁ」と思ったら避けるのが賢明です。
気に入った作例があった場合、できれば同じカメラマンに撮ってもらいましょう。多くのスタジオでは複数のカメラマンが在籍していますが、指名をできるスタジオはあまり無いのが実情です。ただ、電話で希望をお伝えすれば「○月○日ならそのカメラマンが対応できます」といった形で融通を利かせてくれる場合もあるので、ダメ元でも聞いてみる価値はあります。
最後は、迷ったら自分で判断しない、ということです。
特に結婚相談所を利用する人は、アドバイザーさんに相談してみてください。写真スタジオやカメラマンとコネクションを持っている人が多いので、本当におすすめできるところを紹介してくれることも多いです。
フリーカメラマンを探せるサイト3つ
フリーカメラマンはSNSで探す事も可能ですが、匿名性の高いSNSでの依頼はトラブルのもとになる事もありますので、カメラマンが登録しているサイトの利用をおすすめします。
尚、結婚相談所を利用して婚活する場合、メイン写真とカジュアル写真が必要となりますが、メイン写真は比較的フォーマルでカチッとした印象の写真が望ましいため、カメラマンへの依頼にあたっては用途を明確に伝えましょう。
下記の記事でさらに詳細を書いているので、お時間ある方はこちらも併せてご覧ください。


Photojoy(フォトジョイ)|価格抑えめのマッチング・アプリ特化撮影サービス


通常の撮影プランに加えて、スタイリストが付くプランやプロフィール作成プランなどもあり、マッチング・アプリ/婚活アプリに特化したサービス内容が充実しています。撮影後にマッチングが成立しなければ無料で撮り直しも可能。価格が抑えめなのも嬉しいサイトです。
撮影料金:13,200円〜
カメラマンの指名:不可
特徴:マッチング・アプリに特化
Lovegraph(ラブグラフ)| カメラマンのレベルが高い高品質撮影サービス


Lovegraphは登録カメラマンの審査基準が高く、一定の研修を修了しなければ撮影できない仕組みになっています。それだけカメラマンのレベルの高さにこだわっているサイトです。マッチング・アプリでモテるためだけの写真ではなく、特別な自分を残したい方におすすめ。
撮影料金:23,800円〜
カメラマンの指名:可
特徴:多ジャンルに対応・カメラマンのレベル高
ohotophee(オトフィー) | マッチングが増えなかったら全額返金のアプリ特化サービス


オトフィーの特徴は、とにかくマッチングアプリに全振りしているところ。カメラマンは写真だけではなく、マッチングアプリで1000いいね以上を獲得していたり、プロフィール文のアドバイスも行えるなど、新しい付加価値を提供しています。また、マッチングが増えなければ全額返金という強気の姿勢もいいですね。
撮影料金:16,500円〜
カメラマンの指名:可
特徴:マッチング増えなければ全額返金
Takaprexへの撮影依頼もお待ちしてます!


私も婚活やマッチング・アプリ用のプロフィールを撮影するサービスとしてAimer(エメ)というサイトを運営しています。下記のような写真を撮影していますので、もしご興味ある方はTwitterのDMかAimerのサイトからご連絡ください。










まとめ:婚活は写真が命。焦らずじっくり選びましょう。
言わずもがなですが、婚活では写真がとても重要です。
まず写真に目が止まり、次に手が止まり、プロフィールを読んでもらえます。写真が悪いとまず目を止めて貰えず婚活がうまく進みません。
「外見じゃなくて中身を見てくれる人がいい」
という意見もあるかもしれません。
ですが、自分が相手を検索する時に、写真でピンと来ない人のプロフィールをわざわざじっくり見に行くでしょうか?そんな暇はないはずです。
それは異性側も同じです。
写真でピンと来ない人に割く時間は無いのです。にも関わらず、多くの人は皆と同じ様なテンプレ写真を撮ろうとします。安心感はあるかも知れませんが、本当にそれはあなたの婚活写真のプラスになるのか?よく考えてから、写真撮影の依頼先を検討することがとても重要です。