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Takaprex
本サイトの運営をしています。FUJIFILMのカメラと喫茶店と開高健の小説が好きです。

ライカM6買うか迷ったら。とりあえずフォローするべき写真家たち

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え?




ライカのM6を買おうか迷ってるって?





買っちゃいなよ。





だってこんなカッケーカメラないよ。
露出計もついてるしさ。
迷う理由ないよ。




え?




デジタルしか使った事ないからフィルムカメラが不安だって?
しかもレンジファインダーなのも不安だって?
とりあえずニコンのもっと安いフィルムカメラから始めるのもアリかなって?





分かった。
じゃあこうしよう。




僕が敬愛する、ライカ M6を使う天才すぎる写真家達を紹介するよ。
それで彼らの写真見てから決めなよ。




「え、こんな素敵な写真撮れるの!?」




ちょっとでもそう思ったら買うべきだよ。
ニコンのFM2とかもいいけどさ、きっと頭の片隅にずーーーっとライカがチラつくよ?
カメラを妥協するとさ、カメラのせいにしちゃうでしょ。
妥協なき選択だよ。




と、いうわけで。
1年ちょっと前くらいの僕のように、ライカのカメラ、、、それもM6という名機に心惹かれながらも、一歩を踏み出せない。でも、誰かにそっと背中を押して欲しい人。そんなアナタに。


目次

Leica M6



この記事に辿りついて頂いたという事は、おそらくM6の事はある程度調べているんだと思いますが、一応。




M6は一言でいうと、この世で一番カッコいいカメラです。
ハイ。




1984年から1999年まで作られていたライカのMシリーズの中の人気モデルです。
エア・ジョーダンでいうと5みたいな感じ(余計、分かりにくい)。



ライカのフィルムカメラとしては、一番人気があるんじゃないでしょうか。
露出計が内蔵されている(=露出が明かる過ぎるとか暗すぎるのを示してくれる)のはM5からですが、M5は古すぎて露出計が当てにならないし、M7になると今度は電子シャッター式が導入されてきて、電池ありきな設計に。



M6のいいところは、電池が必要なのは内蔵された露出計のみなので、撮影自体は電池なくてもいけるところ。ボタン電池(LR44を2個)は結構すぐ電池切れになります。寒いとほんとすぐ切れる。
ただ最悪、露出計がなくても、露出表を見ながら頑張れば全然撮れますし。




あと、M5やM7と比べると、ややボディが小さいので、持ちやすいというのも良い点です。
理由は色々ありますが、私にとってはM6が一番素敵です。
M6を愛用している写真家はメチャクチャ多いですよ。



M6な写真家達をフォローせよ


カメラ選びに迷ったら、まずは作例を見るに尽きます。
とりあえず、M6を愛用するフォトグラファーで私が敬愛する方々を紹介致します。


Joe Greer

Joe Greer氏はアメリカ・Nashivilleの写真家。
Instagramのフォロワー数も60万人以上の人気フォトグラファーです。
この人の写真を見て6の購入を真剣に考えるようになりました。


撮影はフィルムカメラのみで、メインはライカのM6にフィルムはPORTRA400の組み合わせ。
奥さん(元モデルなのかな?)と一緒にアメリカ中を旅していて、Instagramの投稿も奥さんの写真が多いですが、そのロード・トリップ映画を見ているかのような世界観と、美しい色味に引き込まれます。


ライカ公式が出しているJoe Greer氏の動画が個人的には凄く好きなので、併せてご紹介します。
英語だけなのですが、風景を見るだけでも十分楽しめます。


この動画の中ではJoe Greerは、フィルム写真の魅力について語っています。



“デジタルに比べると、フィルムはその化学的特性から常に予期せぬ混沌と不完全さがあって、それが自分にとっては美しい”



良い写真とは必ずしも高精細で忠実な画ではない、という事がよく分かる内容です。
曖昧さや不完全さがあるからこそ、記憶に共鳴するし、「エモい」と感じるんだと思います。




Luka


次は、Lukaさん。
オーストラリアとのハーフの方で、モデルさんですがお父様の影響で写真を撮るようになったとか。
僕はモデルとしてではなく、写真家として知ったのでそっちのイメージの方が強いですが、彼女もまたM6ユーザーで前述のJoe Greerと同様にM6を買うきっかけになった人です。


映えるものだけを撮ってるワケではなくて、その辺の路地とかも撮ってるんですけど、そこから伝わってくる空気感がジンワリくるんですよね。世界中を旅しながら撮りためた写真が多く、そういうロード・トリップ感でいうと先ほどのJoe Greerと共通するものがあるかもしれません。「旅」の持つノスタルジーみたいなものとフィルムの焼き付くようなアナログ感の相性が凄くいいんだと思います。



Instagramもいいのですが、個人的には是非彼女のポートフォリオサイトを見て欲しいです。アイスランドでの写真が特に最高です。


実は先日、Lukaさんの写真展がありお邪魔した際に少しお話しできました。
凄い気さくで良い方です。


M6は元々、お父様が使ってた影響があったようで、元々は機材にこだわりはない方らしいです。
コンタックスも使ってるって言ってたかな。




柏田テツヲ


日本で有名な写真家で芸能人もよく撮影されてます。
Instagramを眺めていると有名人がチラホラ。


ただ、有名人のポートレートだけではなくて旅の写真も素敵です。常にそこにストーリー性があって、その辺の道だったり、ただの森だったりするけど何故かグッとくるんです。





LEICA MAG


最後は写真家ではなくて、Instagramのフィーチャーアカウントです。
ライカのカメラで撮られた写真だけをフィーチャーしているアカウントなので、M6以外の機種で撮影された写真も沢山あるんですが、全体的に「ライカの写真」の独特な色味や空気感は感じて貰えると思います。






凄く便利なワケではないからこそ、映し出せるもの


いかがでしたでしょうか?



個人的にはまだまだ紹介したい写真家もいますが、今回は厳選した数名を紹介しました。同じカメラを使っていても撮る人によって全然違うテイストにも見えますが、一方で、共通する空気感や手触り、映画のような色味は何となく分かっていただけたのではないでしょうか。



M6は中古相場でも、そこそこ状態のいいものなら15~16万円くらいします。
新品でミラーレス買うのと大して変わらない値段になってきますし、ミラーレスほど便利でもないのですが、最新のミラーレスでは撮れない写真が撮れるのも事実だと思います。



僕自身は仕事としての撮影では使用しませんが、プライベートで旅行行くとか、近所散歩するとか、日曜に喫茶店に行くときとかによく持ち歩いてます。多分、売る事もないと思います。
最新のデジタルカメラは基本的に買い替えながら運用していく事が前提になりますが、フィルムカメラはもうこれ以上規格が進化する事もないですし、壊れない限りずっと使えます。



今回の記事がM6の購入を迷うあなたの背中を押してると嬉しいです!



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