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Takaprex
本サイトの運営をしています。FUJIFILMのカメラと喫茶店と開高健の小説が好きです。

婚活写真は恥ずかしい?どこで撮ればいい?100人以上の婚活男女を撮影したカメラマンが伝えたいこと

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マリミ

婚活写真って恥ずかしいよ。。自撮りじゃ、、ダメすか?



Takaprex

もしそんな風にお悩みなら是非ご一読ください。数分で読めますので!





「婚活を始めよう!もう私本気出す!出しちゃう!」





ついに覚醒したアナタは重い腰を上げて、婚活アプリをインストールしたり、結婚相談所に登録。そこまではいいのですが。




「え・・・自分の写真が・・・無い」


スマホのカメラロールをどんなにスクロールしても出てこない自分。料理とかペットとか風景しかない。こんなに写真があるのに、私がいない・・・泣




集合写真に写ってるのは豆粒みたいだし、あとはもう何年前かもわらかない写真しかない。




この自分不在の問題に直面しているのはアナタだけじゃありません。婚活を始める人は皆が通る道です。


Takaprex

100人以上の婚活用撮影をしていますが、皆さん口を揃えて同じことを言いますので、ご安心ください(笑)。



スマホで写真は簡単に撮れるようになりましたが、大人になるにつれて自分の写真って撮らなくなりますよね。私もカメラマンをやっていて写真は死ぬほど撮っていますが、自分の写真は全然無いです。


アプリならとりあえず自撮り画像でも登録できますが、結婚相談所にいくと必ず「写真撮ってきてください」と言われます。


マリミ

写真・・・ね・・・。あー、もうなんか面倒くさくなってきた。。。


そんな方はちょっとお付き合いください。


✔️この記事を書いてる人
✔️この記事の登場人物
目次

婚活写真の「恥ずかしい」あるある




恥ずかしいと言っても、色々ありますよね。



そもそも撮影を依頼するのが恥ずかしいとか。撮ってもらうのが恥ずかしいとか。

Takaprex

なんか撮る前から気疲れしますよね。でも、大丈夫ですよ。

撮影をお願いするのが恥ずかしい



まずは「婚活用の写真をお願いします」と言うこと自体が既に恥ずかしいパターンです。

マリミ

それな。



私も撮影依頼を頂く時に「プロフィール写真をお願いします」と言われるんですね。皆さん「婚活写真」とは言わないんです(男性は比較的ストレートに言う人が多いですけどね)。




でも、プロフィールって色々あるんです。

  • フリーランスで仕事している人のプロフィール用
  • SNS用
  • マッチングアプリ用
  • 婚活用



用途によって撮り方も変わってくるので、最初に必ずお聞きするのですが、そうすると「実は婚活を始めようと思いまして・・・」と何だか恥ずかしそうに教えてくれる人が多いんです。


マリミ

言わせないで。




結論から言いますと、撮影依頼にあたって恥ずかしがる必要は一切ありません。




今の時代、婚活は当たり前ですし、年々利用者は増えています。仕事が忙しくて恋愛する時間がなかったり、コロナで出会いの場が無かったりしますので。

Takaprex

2020年に結婚した人の6人に1人は婚活サービスを利用していたそうです。




私が撮影させていただいた方達皆さん真面目で素敵です。つまり、婚活をすることと「モテる・モテない」は全く別の話でして、そこをネガティブに捉える必要は全くありません。



むしろ、きちんと用途をお伝えいただいた方が、カメラマンとしてはしっかり準備ができますし、写真も良い結果になりますので是非お伝えください。

撮られるのが恥ずかしい



撮影そのものが恥ずかしいという方も多いと思います。

  • 笑顔がうまく作れない
  • ポーズを撮るのが恥ずかしい
  • 人に見られるのが恥ずかしい



といった方が多いです。


マリミ

地獄や。





これは私の意見ですが、「笑顔だから良い写真」という訳ではないので、無理して笑顔全開になる必要はありませんし、モデルみたいなポーズをとる必要もありません。



「笑ってください」



と言われても笑えないですよね。私は会話をしながら撮影するので、その中で笑顔があれば撮りますが、無理に「笑ってください」とは言いませんし、その辺はカメラマンの技量なので「笑顔が下手だから・・・」と心配する必要はありません。



屋外で撮影する場合、人の目が気になる方もいると思います。



最初は緊張すると思いますが、撮影するにつれて皆さん慣れてきますし撮影が終わる頃には「最初は緊張したけど途中からなんか楽しくなってきた!」と言っていただけます。

どうしても人の目が気になってしまう場合の対処法


人の目は気にするな、と言われても気になってしまう人はいると思います。


その場合の対処法は2つあります。

  1. 早朝に撮影する
  2. 屋内で撮影する



東京都内であっても、週末の朝はほとんど人がいません。



ちょっと話がそれますが、ファッション誌の撮影なんかは朝早いことが多いです。7時に集まって8時に撮影開始くらいは普通です。背景に人が入らないですからね。


東京駅の丸の内エリアなどは人気ですが、朝9時くらいですと人がほとんどいません。いるとしても、皆さんと同じように撮影をしている人達だったりするので、気が楽になります。美容室に行ってから撮影したい場合や、カフェなどでも撮りたい場合は難しいですが、できるだけ朝がおすすめです。



もう一つはスタジオなどを使って屋内で撮影する方法です。



どうしてもコストが高くなりますが、最近はレンタルスペースなども充実してきているので、1時間5,000円くらいで借りられたりします。カメラマンはレンタルスタジオに詳しい人が多いので相談してみてください。

スマホじゃダメなの?

「婚活写真 自撮り」

などのワードで検索すると、大体どこかのスタジオカメラマンが書いたブログが出てきます。そして、「写真の第一印象は重要!プロに依頼して綺麗な写真を撮りましょう!」と色々な理由をつけて説得してくるワケです(笑)


これに関しては私は色々と思うことがあります。


マリミ

ほう。聞こうか。


Takaprex

ありがとうございます(笑)

スマホの写真とカメラマンが撮った写真は役割が違う



私は、皆さんがスマホで撮った写真とカメラマンが撮った写真は、根本的に役割が違うと思っています。


Takaprex

どっちが良いとか悪いとかではない、ってことです。




スマホでの自撮りは正直オススメしませんが、友達とカフェにいった時や旅行先でスマホで撮った写真は是非使うべきだと思います。なぜなら、そういう写真の方がアナタの人柄や雰囲気が伝わりやすいからです。


スマホの写真:サブ写真として人柄や雰囲気を伝えるのに向いている
カメラマンが撮る写真:メイン写真として、プロフィールを見てもらうための「引きの一枚」に向いている



カメラマンは光の当たり方を計算し、綺麗に見える角度を見つけて「美しく撮る」のは上手いのですが、友達とリラックスして撮った写真だからこそ伝わるものもある、と私は思います。

明確な根拠もなく「婚活用の写真はプロにお任せ!」なんていうスタジオは残念ながら信用できません。写真として綺麗な事と異性に響く事は全く別の話です。その辺りについては、下記の記事でまとめていますので併せてご覧ください。

婚活における「良い写真」って何なのか?




婚活アプリも相談所の登録写真も、複数の写真を掲載しますよね。



全部が「キメのカット」だと、見ている方は「綺麗だな」とは感じても、お会いした時のイメージが湧きにくかったりします。最悪、「自己主張が強いな・・・」とネガティブに見えてしまうことも。




ちょっと30秒ほど考えてみてください。





お相手に会ってみたいと思うのはどんな時でしょうか?




写真を思わずクリックして、その人のプロフィールを見に行くのはどんな時でしょうか?




マリミ

難しいこと聞くやん。




どうでしょうか。



確かに、イケメンだとか美人といった外見も理由になるかも知れません。ですが、それだけで「会いたい」と思うでしょうか?




真剣に結婚を考えている人ほど、相手を外見だけで判断して、貴重な休みの時間を使って会いに行こうとは思わないはずです。その人に会った時のイメージが湧いたり、その人の空気感に好感を持てた時ではないでしょうか?




つまり、婚活における良い写真というのは「会った時のイメージが湧く」「その人の空気感が伝わる」写真ということです。



いわゆる「イタイ写真」というのは、「美人に写ろう」「オシャレに写ろう」「イケメンに写ろう」という表面的な部分だけが前に出てしまって、加工しすぎたり、キメキメすぎて苦笑してしまうような写真です。

撮影はどこにお願いすればいい?

マリミ

なんか、、ちょっとだけ分かってきた気がする。頑張ってみようかしら。





最後に、どこに撮影を依頼するべきかについて。



大きく分けて2種類あります。

  • 写真館(スタジオ)
  • カメラマンのマッチングサイト



それぞれ特徴を説明します。

写真館(スタジオ)



写真撮影というと、まず写真館を思い浮かべるかも知れませんね。


✔️写真館の特徴
  1. 肌を綺麗に写せる
  2. 価格は高め
  3. 写真のテイストが古い

①肌を綺麗に写せる


照明機材が充実している事や、白い壁や背景によって光が綺麗に反射するため、肌を綺麗に撮るには向いています。もちろん、屋外でも肌を綺麗に撮れますが、天候や季節の影響も考えると、写真館の方が一定の品質になりやすいです。


②価格は高め


料金体系は写真館によってバラバラですが、都内で多いのは1ポーズで9,800円くらいです。



使う写真が1、2枚のお見合い写真ならいいのですが、婚活アプリなどは複数の写真を登録しますよね。そう考えると、時代に合ってない料金設定とも言えます。



後ほど紹介するカメラマン・マッチングサイトでは30〜70カットのデータ納品が当たり前ですから、そう考えるとスタジオ代(=場所代)が含まれているとはいえ、バリエーションとのバランスで考えるとコスパが悪いかもしれません。

※ちなみに、写真館は「美しい肌レタッチ」を売りにしているところが多いですが、実際、大した作業はしていません。人物を撮影しているカメラマンなら普通にできる作業です。レタッチを売りにしているような写真館は避けましょう。


③写真のテイストが古い



全ての写真館がそうとは言いませんが、どこも大体似たような写真になります。




木漏れ日をバックに、髪を少し触っているとか、前で手を組んでいるとかー。コチラのサイトなどは良い例かもしれません。



なぜ似たような写真が多いかというと、流れ作業だからです。同じ場所で同じポーズでバシバシ撮ることで効率をあげているワケです。確かに肌の質感も背景のボケも綺麗ですよね。



InstagramなどのSNSに慣れてしまっているせいかも知れませんが、今の時代にはちょっと「つまらない写真」にも見えてしまうかも知れません。

Takaprex

「とりあえず綺麗に写っていればOK!」っていう婚活アドバイザーさんもいますから割り切るのも全然アリです!


カメラマン・マッチングサイト


フリーランスのカメラマンが多数登録されているので、気に入ったカメラマンを見つけて依頼するシステムです。

✔️カメラマン・マッチングサイトの特徴
  1. 自分好みのテイストのカメラマンを見つけられる
  2. 価格はリーズナブル
  3. カメラマンのレベルにバラつきがある


①自分好みのテイストのカメラマンを見つけられる



マッチングサイトには多くのカメラマンが登録しています。

Takaprex

例えば業界大手のOurphotoでは1,400名のカメラマンが登録しています。


人物撮影といっても、家族写真が得意なカメラマン、ウェディングが得意なカメラマン、、、とジャンルが細かく分かれています。ピンとくる作例があったら、そのカメラマンがプロフィール撮影に対応しているかも確認してみましょう。


②価格はリーズナブル


婚活用のプロフィール撮影ですと、下記のような料金体系になります。

料金の例:1時間で1,1000円 、30カット納品


撮影時間の中で移動しながら撮るので、バリエーションはかなり生まれます。途中で服を着替えて撮影する方も多いので、とにかくバリエーションが欲しい方には向いているサービスです。料金には肌のレタッチも含まれます。


注意が必要なのは、屋外撮影を前提としているので、スタジオを使って撮影したい場合は別途費用がかかる点です。都内のレンタルスタジオは安いところで、1時間5,000円ほどですので、スタジオ撮影を希望される場合はその分のコストも頭にいれておきましょう。

③カメラマンのレベルにバラつきがある


登録しているカメラマンはフリーランスの人が多いですが、副業でやっているアマチュア・カメラマンもいます。写真館のカメラマンだから上手いとか、アマチュアだから下手っていう事はないのですが、登録カメラマンが多いのでどうしてもレベルにバラつきは出てきます。



しっかりと作例を吟味してカメラマンを選びましょう。

おすすめのカメラマン・マッチングサイトは?


カメラマンから見て、Lovegraph(ラブグラフ)かOurphoto(アワーフォト)の2つがオススメできます。



全体的に質が高いのと、料金体系が分かりやすいからです。Lovegraphはカメラマンに関係なく料金が一律で、Ourphotoはカメラマンが自分で料金設定をするので、上手い人ほど高いです。

✔️料金例

Lovegraph:2時間の撮影で23,800円、75カット納品
Ourphoto:1時間の撮影で11,000円〜、30カット納品



Ourphotoの場合、上手いカメラマンだと15,000円くらいの相場イメージです。



Lovegraphの特徴は、カメラマンが正式登録されるには研修を受けないといけない点です。撮影技術だけではなく、お客さまへの対応も含めて質の高い研修を受けますので、全体的にレベルが高いです。





Ourphotoは普段からプロカメラマンとして登録している人が、空いてる時間を利用して仕事を受けているケースも多いため、コスパがいいのが特徴です。

撮影の依頼先については、下記の記事でも詳しくまとめていますので併せてご確認ください。

独身最後に最高の自分を残そう

婚活写真というのは、言い換えると独身時代最後の写真ともいえます。



大袈裟かもしれませんが、結婚したら独身時代の写真はもう撮れないワケです。自分のピンの写真なんて撮る機会は減っていく一方です(その分、家族写真を撮る楽しみは増えますが)。



だからこそ、独身時代で一番素敵な自分を残すのもいいのではないでしょうか。

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