
結婚相談所に登録するのに写真が必要なんだけど、失敗したくないのよね。



婚活において写真は大事ですからね。選ばれる写真を撮るために大切なことをお伝えします。



よろしくー。


✔️この記事を書いている人


✔️登場人物


5人に1人が失敗してる…?! 婚活写真の実態。
今年もあと1ヶ月ちょいだけど、今年も婚活の撮影は100件くらい。
— たかぷれっくす | 婚活写真カメラマン (@takaprex) November 18, 2022
ただ思ったのが、100人のうち20人くらい前に他所で撮ったのが納得いかず、撮り直しのためだった。大体とあるスタジオか、某カメラマン・マッチングサービスで撮った人💦#婚活写真
こんなツイートをしました。
この記事を書いているは2022年11月ですが、今年に撮った婚活プロフィール写真を数えたら101件でした。12月にも予約があるのでもう少し増えそうです。
自分も驚いたのですが、うち20名ほどが「撮り直し」の案件だったのです。以前、別のカメラマンに撮ってもらったけど気に入らなくて、撮り直しのためにお声がけいただいたケースです。



結構いるのね・・・



単純計算で5人に1人ですから、多いですよね。
Twitter上でも婚活写真で失敗したという体験談が散見されます。
🍀婚活写真で失敗だったやり方の一つは、「婚活に精通してない写真屋に撮ってもらう」でした。特に指示がないのがキツイ。笑ってなくても撮られるし、絵顔でもうまくできてるかわからないし、見栄えの良い角度とかもわからない。免許証のような写真、所謂「犯罪者顔」を撮られたこともありました
— ほーりぃ┃婚活者を応援 (@horii_holy) September 26, 2022
正直、婚活写真失敗したな…って思ってたら担当さんにもカジュアル写真の方が良いと思います!変えましょう!って言われて草。
— たぬこ@婚活 (@konnkatuko) May 22, 2022
でも私も変えたいと思ってたから有り難かった😭
約3万位したからショックが大きい。
実際に私が撮影させていただいた方にお話を聞いても、「老けて見える写真になって凹んだ」「ブスな角度で撮られた」といったお話が多いです。中には、前に撮った写真を見せてくれて「これ酷くないですか?!」と泣きそうになっている方も。
写真代は決して安くはありません。
スタジオで撮れば2万円程度はします。高いお金を払ったのにこれではやりきれないですよね。
婚活写真で失敗する人の共通点とは?


結論から言うと、「婚活写真のことをよく調べないまま撮影した人」です。
既に婚活を開始されている方は経験しているはずですが、婚活を始めると急に忙しくなります。ただでさえ仕事で忙しいのに、その合間をぬって色々やらないといけません。結婚相談所の入会のために、住民票、独身証明書、卒業証明…etc.とたくさんの書類を求められます。
やっと終わったと思ったら今度は「プロフィール写真撮ってきてくださいね」と言われて、提携してる写真スタジオのパンフレットをドサっと渡される。



もう目が回る忙しさです。



仕事ばりに色々要求される(泣)
要するに、写真スタジオやカメラマンをじっくり検討する時間なんて無いわけです。そうすると、貰ったパンフレットから適当に選ぶか、ネットで検索して上位表示されたところに取りあえず依頼する、という行動になりがちです。
その結果、高いお金を払ったのにが納得いかない写真にモヤモヤする人が多発しています(もちろん、良い写真を撮ってもらえる人もたくさんいますけどね)。



そういう人をたくさん見てきたので、今回この記事を書きました。是非最後まで読んでみてください。
婚活で写真が大事な本当の理由。 | 分かってるようで分かってないこと。





マリミさん、早速ですけど婚活で写真が大事な理由って何だと思います?



え?それはやっぱり第一印象が決まるから・・・じゃないの?



もちろんそうですね。ただ、婚活ではもっと前から戦いは始まっています。



ん?
アナタが検索している時、アナタが検索されている。


婚活アプリも結婚相談所も、会員の写真がズラッと並んでいます。
年齢や年収などの条件で検索すると、ズラッと候補の異性の写真が並びます。これって、お相手を探すにはとても便利な機能です。
でも、スマホの向こうでは異性が同じように検索しているわけですよね。
当たり前の話に聞こえるかもしれませんが、メチャクチャ大事なことです。ここをリアルにイメージできている人は少ないです。ほとんどの人が自分が相手を選ぶことばかりを考えていて、その裏で自分が選ばれている(あるいは選ばれていない)場面を全く想像できていません。



確かに、男性側の検索画面に私の写真が出てる状況まではイメージしたことないかも。



じゃあ、マリミさんが男性を検索する時ってどんな感じですか?



条件入れて、、検索結果の中から気になった人のプロフィールを見に行くわよね。普通。ちなみに私は170cm以下のメンズもOKよ。



まぁ、マリミさんの条件はどうでもいいんですけど、何人に一人くらいプロフィールを見に行きますか?その他の人の写真って覚えてます?



もっと私に興味持てよ。まぁ…..せいぜい10人に1人…..もいないか。20〜30人に1人?とかかなぁ。タップしてない人は全然覚えてないね….。



ですよね。実際そんなもんだと思います。男性側も大差ないと思います。
嫌な言い方になってしまいますが、多くの人は自分が検索している時には、たった数人しか見ていないのに、何故か自分の写真やプロフィールはしっかりと見られていると思い込んでいる。
「写真で第一印象が決まる」これは正しく聞こえます。でも、実は第一印象さえ持たれないままスクロールされていく人がほとんどです。



婚活では次のような流れで人の印象が決まっていくケースが多いです。
✔️相手の印象が形成される流れ
「おっ。この人気になるかも」
検索結果をスクロールしていると、何となく気になる写真に目がいく
「へぇ、、、こんな仕事してるんだ」
プロフィール情報を見て、仕事内容などを知る
「笑うとこんな感じなんだ」
他に掲載されている写真で趣味や人柄がより分かる
ここまで来てようやくその人の印象が形成され始めます。写真はとにかく「目に止まる」ことが重要なのです。さらに、人は文字よりも写真から印象を受けやすいので、メイン写真・サブ写真から人柄などを感じとる傾向にあります。
見られている、という慢心。
婚活アプリでよく見かける写真。
- 横向き、髪で顔が隠れてる
- マスクをしていて顔が不明
- なぜか後頭部だけ
- カフェのドリンクの写真だけ
仮にも婚活しているのなら、一体何がしたいのか・・・という写真の代表例です。「婚活頑張っちゃってる」「痛い女」と思われる事への警戒感から、「控えめ」を狙う気持ちも分かりますがこれでは写真の役目を果たしていません。
これは、前提として「自分の写真はしっかり見られている」という考えがあるワケですが、そもそもこんな写真は誰の目にも止まりません。勝手に「見られている」と思い込んでブレーキをかける。結果、誰にも見られない。これでは本末転倒です。
ここまでは、お相手が検索をしてアナタを見つける場合のお話でした。では、逆にアナタからお申し込みをする場面も考えてみましょう。
申し込みをした時、写真が悪いと一気にハードモード。
次に考えたいのは、自分からアプローチをした場合です。
アプリならいいねやメッセージを送ったり。相談所ならお申し込みをしてみる場面。この時、相手側ではまず、写真が目に留まるワケですが、そこでの印象が悪いと一気にハードルが上がります。
- なんか怖そう、、、
- 老けてるな、、、
- 話面白くなさそう、、、
本当はそんな事ないのに写真が悪いだけで、悪印象からのスタートになってしまいます。人の印象を決める上で、写真からの情報とプロフィールの文字情報では、写真が圧倒的に強いです。なので、写真で植え付けられた悪印象をプロフィールの文字でリカバリーするのは至難のワザです。
✔️まとめると
- 自分が思っているほど自分の写真は人の目に留まっていない
- そのため、写真が弱いと第一印象さえ持たれない
- 自分からアプローチする時も写真は超大事
清潔感は当たり前。婚活で差をつける写真の本当の条件。
こんなツイートをしました。
アプリも含め婚活写真で重要なのは清潔感や服装などの見た目もですが
— たかぷれっくす | 婚活写真カメラマン (@takaprex) November 17, 2022
「その人の空気感が伝わること」
会った時のイメージが湧く写真とも言えます。
アプリで加工し過ぎた写真が不人気なのは「詐欺だ!」ではなく、不自然に空気感が消え、美人だけど何か不気味な印象が出てしまうから。#婚活写真
これをもっと深掘りしていきます。
婚活でマッチングが成立するステップは、以下の通りです。
スクロールして、何となく気になる写真に目が止まる。この時点では「なんとなく好印象」のレベル。
仕事の内容、趣味や性格などをチェック。自分と相性が良さそうかを見る。
仕事着の写真だったり、趣味の写真、友達と撮った写真などからその人の雰囲気を感じ取る。
写真の印象もプロフィールの内容も良さそうであればコンタクトする。アプローチを受けた相手はStep2から同じことをして、問題なければマッチングする。
写真の役割はStep1とStep3です。つまり、イイ写真とは「目を止めて貰えるメイン写真」「人柄が伝わるサブ写真」と言い換えることができます。では、どんな写真に目が留まるのか?



カメラマンとして多くの婚活男女を撮影してきた中での現時点での私の結論です!
- 顔がしっかり分かる
- 清潔感・誠実さを感じる
- 適度に盛れてる
- 会った時のイメージが湧く
婚活はお互いが時間・コスト・労力を費やして出会いを形成する場です。そこで顔を隠したり、過度な加工をして相手を騙すような写真は強い言い方をすると「不誠実」であるとも言えます。
このうち最初の3つは、一般的によく言われることです。ただ、これだけでは既視感しかない「ザ・お見合い写真」にしかなりません。かといって悪目立ちするような写真で目を引いても出会いには繋がりません。


なので、婚活の写真において非常に重要なのは「会った時のイメージが湧くこと」と私は考えています。きちんと写真に空気感があり人柄が伝わるものであれば、相手の安心感にもつながります。
顔が不鮮明な写真や、加工し過ぎな写真がNGなのは「詐欺だ!」という事よりも、空気感が無くなってしまい、会った時のイメージが全然湧かないことです。加工によって美人・イケメンに見えてもどこか得体の知れないような不安を掻き立てる写真になってしまいます。
相手の写真をタップする時のことを考えてみよう。



マリミさんは異性の写真が目に止まってタップする時、何か意識しながらタップしてますか?



え?ほとんど無意識っていうか、まぁ感覚よね。「なんか気になるかも」くらいじゃない?



ですよね。理屈で考えてタップしてるワケじゃないですよね。
私たちが写真に目を留めてその人のプロフィールを見る時は感覚で動いています(先ほどのStep1の部分です)。
- ちょっとカッコいいかも
- 雰囲気良さげ
- なんかこの人気になるな
くらいの感覚ではないでしょうか?
なぜその人の写真が気になったか?と聞かれてもうまく答えられないのが普通です。瞬間的に直感的な判断をしているからです。
- 生理的に無理ではない
- 人柄は悪くなさそう
- 服装が許容範囲
写真から反射的にこんなスクリーニングをして、「会ってもいいかな」という感覚を覚える。さらにプロフィールや他の写真で感覚が確信めいたものに変わればアプローチする(あるいはマッチングを受け入れる)。
✔️婚活写真の役割をまとめると
- 異性のスクリーニングに耐える
- 会った時のイメージを想起させる
これはどちらかと言うと男性にとって重要な視点ですが、写真だけで相手に好かれようとするのはハードルが高いです。女性は男性ほど一目惚れしにくい傾向にあるので、写真で惹きつけるというよりは「減点されない写真」を目指すほうが賢いです。



変にカッコつけてスベッてる写真よりは100万倍マシね。
よくある婚活写真の失敗
婚活写真に関する情報はネット上にも色々あります。
ただ、どれも写真スタジオの人が書いた「〜だからプロに任せておけば大丈夫」みたいな記事ばかり。なんか、分かるような分からないような消化不良感が残ります。
ここでは、「どんな写真が失敗で、それは何故か?」ということを説明します。
1. 実物よりも老けて見える
男女共に多いです。
他で撮影した写真が気に入らなくて、撮り直しのご相談を頂くケースが結構あるのですが写真で損してる人多いです。



実際に本人に会うと「えっ!?写真よりぜんぜん若い…」ってなる事が結構あります。
女性の場合
一番多いのは、顔への光の当て方が下手なせいで、シワやほうれい線が悪目立ちするケースです。線が強すぎるとレタッチではどうにもなりません。
ですので、撮影中は光の当て方が非常に重要なんですが、そこがきちんとできないカメラマンも多いので注意が必要です。
あとは髪型・メイク・服装。
これらは婚活に特化したメイクさんやスタイリストさんも多いので、不安があれば相談することをお勧めします。特に服装はスタイリストさんが選んだものが毎月届くレンタルサービスも充実しているので、そういったものを活用するのも◎


男性の場合
男性は服装と髪型のせいで老けて見えることが多いです。
白髪をきちんと染めていない。スキンケアをしていない。年齢層が上がるにつれて、そういう人が多いです。服装でいうと、スーツの場合、グレーは老けて見えるのでネイビーなどダーク系をお勧めします。
2. 悲しいくらい真顔
緊張が顔に出てしまって、顔が怖い。
え、運転免許なん?
っていう写真 笑
ただ、これは「緊張するな」という方に無理があります。スマホによって誰もが写真を撮る時代にはなりましたが、撮られることに慣れている人は少ないです。なのに「笑って〜」と言われても困るのが普通です。
「私、写真で笑うのが下手で、、、」
と自分を責める人が多いのですが、これは上手い・下手の問題ではありません。友達といれば誰でも勝手に笑顔になりますよね。つまり、環境の違いがそうさせているケースがほとんどです。
そして重要なのはカメラマンとのコミュニケーションです。特にフォトスタジオは撮影時間が短いので、緊張しているうちに撮影が終わっていた、、、なんてこともよくあります。
私のような個人のカメラマンは、じっくり時間をかけて撮影するタイプが多いので、コミュニケーションが取りやすいです。写真が苦手な人は個人カメラマンも検討してみるといいかもしれません。最近はラブグラフ
3. 加工しすぎ
これは先ほども説明した通りです。
婚活は、お互いが時間とコストと労力を使って出会いを形成する場です。そこで極度の加工をした写真で欺くのは不誠実と思われても仕方ありません。実物とあまりに違えばいいご縁にはならない可能性が高まります。
そして、顔を加工した写真は必ず「無機質」になります。人から出る空気感や雰囲気が消え人間味が薄くなり、ちょっと不気味な印象が生まれやすいです。そんな人に時間とコストを費やして会いたいと思う人はいないので、結果として本末転倒になるため極度の加工はNGです。
【結論】婚活写真で失敗しないためには〇〇をしっかり選ぼう





服装・髪型・メイクといった外見に気を配るのは当たり前ですが、同じくらい重要なことがあります。
それはカメラマン選びです。
写真スタジオ選びではありません。カメラマン選びです。
大事なことなので2回言いました。
ここが重要です。美容室で美容師を指名するように、フォトスタジオでカメラマンを指名できるといいのですが、残念ながらほとんどのスタジオではそれができません。
せっかくWEBサイトの作例を見て「いいな」と思っても、別のカメラマンが撮れば全然違う写真になってしまいます。



ちなみに、お見合い写真ってどれも同じ感じじゃないですか?



確かに、、斜めに立って微笑みかましてる写真ばっかりよね。



背景も大体同じ感じですよね。



確かに。なんか白い部屋ってイメージかな。
要するに同じような写真が量産されているワケです。
私はそういう写真が大嫌いなので、言いたい放題言わせてもらいますが、、、そもそもこれはフォトスタジオ側の都合でしかありません。
同じ場所で同じ構図でバシバシ撮った方が効率がいいからです。しかもカメラマンが変わっても大体同じ写真になるので品質を保ちやすい。そうして撮られた「プロの写真」だなんて言いますが、どうも顧客ファーストには思えません。。。
写真スタジオなどで撮った婚活写真を見て内心「え、私もっと可愛くなかったか?」「なんか老けてね?」と思いつつ「まぁプロが撮った写真だから、、」と無理に納得してはダメです。それはシンプルに写真が下手なだけ。#婚活写真
— たかぷれっくす | 婚活写真カメラマン (@takaprex) November 15, 2022



言いたい放題ね 笑
今の時代も「ザ・お見合い写真」ばかりを撮るスタジオはたくさんあります。感性が古いままでアップデートされていません。ただ、そういう写真に違和感を感じるのならご自身の感性を信じるべきですし、自分の感性に合うカメラマンにこだわることが非常に重要です。
美容師さんもそうですが、技術とは別に「合う・合わない」がどうしても出てきます。だからこそ、自分に合うカメラマンをしっかり見極めましょう。
婚活写真のお悩みがあれば連絡下さい。
私はAimer(エメ)という撮影サービスを立ち上げました。


私は、誰かが勝手に決めた「婚活写真はかくあるべき」というステレオタイプにずっと違和感がありました。写真を使うのは本人なのに、何故か撮る側が正解を押し付ける旧態依然とした実態。ハッキリ言うとそれが嫌いです。
だから私はAimer(=好きになる)という言葉に「自分を好きになれる写真を」という思いをこめて立ち上げました。
もしこれから婚活写真と撮ろうと思ってる方。前に撮ったけど納得できなくてモヤモヤしてる方は是非ご連絡ください。このブログの問い合わせページか、TwitterのDMでご連絡いただけましたら必ずご返信します。



まだ撮るかどうかも迷っていても大丈夫ですよ。
婚活は大変でもありますが、人生において自分を一番磨く時期でもあります。そんな素敵な自分をしっかり写真にして魅力を伝えましょう。